作品紹介2


今年は学研さんの「6年の学習」の表紙を担当しております。
昔は、月1だったものですが、少子化の影響は確実に反映されるもので
紆余曲折を経て、現在は年4回発行だそうです。

こちら、春号。

最近は、店頭に置いてある本屋さんもありますので、
リアルタイムで売ってる間は画像だしちゃマズイのでは?
と思い込んでいたせいで、サイトに出すのがすっかり遅くなりました。
この前、担当さんにきいてみたら
「全然かまいません!」と言われましたので、慌ててCMです。


6年生のテーマは、「歴史」。
なので、特集にあわせた人物3体+αでだしております。

担当さんもデザイナーさんもクラフト好き、ということで
撮影の現場でも、「いいですね〜、かわいいですね〜」と言ってもらいながら
どの角度が一番いいかとか、相談しています。

私としては、やはり可愛い女の子を作りたい!という希望があるのですが
特集的には、全くそんなスキのない号も(泣)


それが、近日発売の夏号です。

こちらの製作期間が、3月に行ったオンナノコ展に被っていて
ラブリーな女の子を妄想しつつ、戦国の兵どもを作っておりました。
途中、何度も「野郎だけなんて耐えられない、もうダメだ!!」と弱音を吐きまくり。
しかも、撮影が展示搬出の次の日で、あまりの疲れから
撮影当日に予定を2時間遅らせてもらうという、
自分の粘土人生はじまって以来の失態に、平謝り・・・・泣けるで・・
出来上がってみれば、自身の葛藤を乗り越えて意外といい感じかも。
サルには、反省が多いですが・・・

この製作もあって、大河ドラマ風林火山」を未だかつてないくらい
真剣に見入っています。若殿推してます。今回お作りできませなんだが。
いずれまた。


しかし、「やっぱり女の子作りたいだろう」と、
私の心境を察して下さった担当さんとデザイナーさん、
次の秋号では、女の子を1人入れて下さいました。
多少強引にでも、アリ!アリだね、コレは!という体で
鹿鳴館的ドレスな女の子を作らせて頂きました。
資料は毎回たくさん頂くのですが、自分の中では

ヨコハマ物語(1) (講談社漫画文庫)

ヨコハマ物語(1) (講談社漫画文庫)

を読み返して、テンション上げていました。

あと2人は、坂本龍馬しゃん&夏目漱石先生です。
肖像画に忠実でなくても良いということでイケメンと渋いオヤジさんに仕上げました。


それはまだ先の発行ですが、
小学6年生のお子様をお持ちの方は、是非、
今からでも購読よろしくお願い致します〜。そろえて、お手元に!!


世の小学6年生のために、ゴール目前、必死に頑張ります。