Berryz工房さんと私


※コンサートの詳細は全く述べていません。


昨日は、SSAにてBerryz工房さんのコンサートを昼夜見てきました。
「この感動は二度とない瞬間である!」
デビュー3周年目で、初のSSA単独コンの記念すべき一日でした。


コンサート中、思い出が走馬灯のようにかけぬけていきました(?)


旦那が応援し初めて、初めてその存在を知った頃、私は、
「旦那は一体どうしたのか?」
と正直冷ややかな目で見ていました。
※それまで、そんな激しいアイドル好きオーラはでていなかったと思う。


最初のシングルの印象は、昔好きだったチェッカーズの衣装を思い出す、でした。
セカンドシングルは、子供が頼りなげにピョコピョコしている・・・
サードシングルは、この衣装は、ダメだろう!・・・でした。


なんだかんだと否定的でしたが、
旦那と同じ物をみるうちに、段々と気にはなっていました。
そもそも、それまで小中学生ユニットに全く興味のなかった自分なので
心が動くまでにずいぶんかかりました。


4枚目のシングルのPVを見た時、それまで溜まっていたポイントが一気に還元。
衣装が、ツボに入り、その衣装とレゴのようにシンプルな人物像をめざし完成した8体。


今見ると、色々反省すべき点も多々ありますが、
これがきっかけで、旦那のネット上のお友達と会場でお会いしても
暖かい言葉をかけて頂き、アイドルヲタとも呼べない中途半端な自分も
その界隈で楽しく過ごさせて頂くことができました。本当に沢山の方に感謝しています。


更に言えば、その画像は、それまで旦那のブログにしか公開していなかったのですが、
1週間だけ、それを自分のサイトのトップ画像にした事で、
それをその瞬間に見たという方から、後に大きなお仕事を頂いたのでした。


泣かず飛ばすだった私の粘土の仕事は、そこから大きく動き始めた、と言っても過言ではありません。
私はBerryz工房さんに感謝しています。
彼女達がいなければ私は今、こうして粘土でお仕事を続けていなかったかもしれないから。


たとえ自分が完全にワンフェスフィギュア系でもなく、立体イラスト業界で浮いたテイストだとしても、
これからも、この3年で得た何かを、粘土に還元できたらといいなと思います。


例え、彼女達の成長と共に周囲の人間関係も変わってしまうとしても
変化によって気づく寂しい事・辛い事にだけ心を縛られてしまうよりは
その瞬間がどれだけ眩しかったか、とか、
それをこの先どう有効に人生に還元できるのか、とか、
そいう事をもっと考えたいと思います。


でも今日は、娘の成長を振り返って泣く親のように、
シングルのジャケットを順々に見返して、微妙に涙ぐんだりしてしまいました。
なんだかねぇ・・・・まあ、今日くらいはいいか、という気持ちです。