そろそろプロポーズ

IKEAに一緒に行ったMちゃんは、某有名企業にお勤めです。
休み消化しないといけないらしく、平日にお休みでした。
彼女は、美人で仕事ができ、強く気高い感じです。
学生時代からの友人ですが、当時から全く恋の話は聞いたことがありません。
そんな彼女には仕事が恋人・・の言葉が似合う。
今でも好きな人の話も聞かないし、彼氏がどうの、とか全くない感じ・・・


2年程前に、社内でストーカーに目を付けられ、しばらくメール攻撃やら
手紙攻撃があったというのが、一番浮いた話でした。



問題の人は、社内でも有名な怪しい人物らしく、異動になってはその先で
ターゲットをみつけては、ストーカー行為をするそうな。
最も、面と向かって何かする、ということはなく、あくまでも
文面によるものなのだそうで、処分を下されるということもなく
そのまま放置されているのだとか。

で、彼女が目を付けられ、しばらくした後、彼の君は再び
異動で地方へ行くことになり、一応最後の手紙がきた。


内容的には、自分が遠くに行くことになって、君に寂しい想いをさせるが、
戻ってきたら、プロポーズしてもいいだろうか?


という感じだったとか。ま、この時点で、彼は、彼女と仕事上のカラミ以外に
なに一つ具体的に接していないにも関わらず、話をまとめようとしています。
すごい事です。
もちろん、Mちゃんは、全く相手にせず、手紙の返事も書くわけもなく


奴が転勤→異動先で新たな人が犠牲に→自分のノルマは終わった


という塩梅で、再び平穏に仕事にうちこんでおりました。


あれから、2年・・・・・奴が帰ってきた。


社内便で送られてきたその親展の封筒には、
6枚綴りのラブレターが。しかも、1枚目はタイトルのみ。



「そろそろプロポーズしてもいいかな?」



ストーリーが継続して新展開!!彼の脳内で!!!(爆笑)


今まで穏便にしてあげていたMちゃんも、そっとその手紙を上層部の方へ
提出したらしいです。通報です。


Mちゃんの会社は、本当に誰でも知っている有名な大企業ですが、
大企業だからこそ、大変な社員さんがそっと潜伏しているのですね。
いやー、本当に恐ろしい話です。